尼崎事故のコラム
尼崎事故における雑感として、以下のサイトを先輩が教えて下さった。
ぜひとも読んでいただきたい。実に的を射ていると思う。

http://www.kojii.net/opinion/col050509.html

※重ねて書きますが、JR西の責任は重いものであり、JR西を擁護する訳ではありません。

ATS-Pをつければ解決するかのような報道がされているが、そんな事は無い。機械は万能ではない。完璧に人間をバックアップはできない。切ってしまえば、意味が無い。(97年10月12日に発生した大月事故ではATSは切られていた) ”Pだったら事故が起きなかった”とは言い切れない。パニック状態に陥った運転士が切迫してATS-Pを切るという行動に出ていれば結果は一緒である。(今回の状況下では充分考えられる)
地方私鉄は経営的に厳しく、ATS改良なんて夢の話である。国土交通省がATS改良に対して補助金などを出すと言う方針を打ち出したが、いまさら感・世論に便乗している感がある。”今やるんだったら前からやっておけば良いのに”という感じである。”前からやっていれば、京福電鉄の事故だって起きなかったかもしれない”なんていう話にもなりかねない。
 
一度悪になれば、何をしても批判される。報道は絶大なる力を持っており、世論を操れる。それはマスコミは第四の権力とも言われるほど。
報道が死へと追いやったケースは無いとはいえないだろう。松本サリン事件では重大な過ちを犯していたにも関わらず、お詫び放送をちょこっとする程度で済ましていたりする。ぜひとも慎重に報道していただきたい。JR西日本の会見場で糾弾したりして正義感に浸っている一部のマスコミは、論外である。

軽量ステンレス車体については、先日(5月3日)述べた通りである。

事故以降、JR西の乗務員などに対して嫌がらせが相次いでいると言う。女性運転士をホーム上で蹴ったという事件もある。どう考えてもウサ晴らしである。そんな事で優越感に浸る程度の人間がいるのかと思うと情けない。反日デモと何ら変わりないではないか。

我々、鉄道利用者がスピードを求めているのは全国的な風潮、社会の要求ではないか。それは”鉄道が安全である”という意識を前提とし、次の欲求としてスピードを求めているのだろう。
今回の事故で、利用者は安全が揺らいだかのように感じている。しかし、もともと完璧な安全なんてありえないだろう。安全神話なんて虚構である。100%はありえない。それに今回気づいただけである。利用者自身も安全に対して過信していたのである。

”利用者がスピードを求める→鉄道業者はサービスとしてその要求をのむ”というのは当然の流れである。もし最初から完璧な安全を求めるという人がいるならば、事故が起こる前にそういう主張をしているべきだろう。だが、「スピードを遅くしてでもいいから安全性を高めよう」なんて事故前に主張した者はいるだろうか?もしそこでスピードを遅くすれば、「サービス低下!」と批判されただろうに。(苦笑) 結局批判されるのであれば、少しでも需要にあった行動をするのが普通だろう、それがスピード重視だった、ただそれだけである。

今回の事故を受けて過密ダイヤ見直しなどと言われているが、何年かすれば「やっぱり本数を増やして欲しい」という要求を持ち始めているだろう。今まで自分が要求しておきながら、事故が起きたら手のひら返して要求を覆す、なんていうのは虫が良すぎる。便利さの要求をするなら、それなりのリスクは付きまとう。もともと、それを認識して利用すべきではないだろうか。
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by zenchi719 | 2005-05-09 23:46 | 旬の話題
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