とくダネ
山口の光市母子殺害事件の最高裁判決が出ました。破棄差戻。
これに関連した報道が結構多かったですね。

とくダネでは、YSTM氏が出演。(w
思わずかじりついてみてたら、仕度が遅れた。(爆

まぁ、最高裁の言い方を考えれば、高裁は事実上死刑を出すしかないっしょ。今回最高裁は、高裁の事実関係調査が甘い事を考慮して、あえて破棄自判をしなかったと推定される。最高裁は証拠調べとか事実関係については触れず、原審の判断の妥当性についてのみ審査するって事なので。
また判決出るのに時間かかるっていうのが取りざたされてましたが、まぁ”不十分な所もう一度確認してよ”的な差戻なので、実際そんな何年単位というような時間はかからんでしょう。ここで永山判決の長さをひっぱり出してくるマスコミは短絡的... まぁこれまで、7年かかってるっていうのはやっぱり長いと思うけど。

ディープ・スペクターの意見が、刑の確定の話と刑の執行の話がごちゃ混ぜになって崩壊しているところにYSTM氏が突っ込む姿は面白かった。

報道では、残虐な犯行に立ち向かう遺族の気丈な姿が何度も映像で流される。
こんな場面で、”更生に対する期待”という少年法の趣旨を持ち出したら、「更生なんて無理無理、少年法は現実と違うんだよ。何で無期懲役なんかにするわけ?だから司法は一般とズレてるんだよなー。」みたいな単純な論調を増長させるに決まっている。少年の方が若いだけに、更生しやすいというのがそもそもの考え方なのに、それが全否定されてしまう。

”加害者更生のための教育”というと、すぐに、「被害者は支援を受けられないのに、加害者には手厚い」という論調になる。さにあらず、再び出てきた時に、同じ事が繰り返されないように犯罪予防の意味で教育をしているのであって、決して甘やかしではない。大半の受刑者は、いずれ社会に戻ってくるという事を考えれば、一番適切な方法なのである。(もちろん課題は多い)

あと、ついでに一般的に誤解されやすい「無期懲役」。無期懲役は、期限の定めのない自由を奪う刑であって、20年やそこいらで出られるというのは仮釈放という別の制度の話。仮釈放の要件を満たさなければ、延々と40年ぐらい収容する事もある。だから別に無期懲役だから軽すぎるとはいえない。


近いうちに、国民が参加する裁判員制度が始まるが、”あまり趣旨や制度背景を理解せずに感情だけで判断するという人が裁く可能性”についての不安の方が正直言って強い。感情に揺れ動く司法というのは望ましくない。現に、上記のような”更生”や”無期懲役”について、正確に理解している人はどのくらいいるのか?

世論が司法を動かす事もある程度は必要だが、かといって司法が世論に迎合する事が望ましい事なのか?そもそも世論って何?誰が形成するの?

今回の報道を受けて、刑事司法についての国民(というか報道?)の理解があまりに無さ過ぎるように改めて感じた。(別にバカにしているというわけではなく) その責任は国サイドにもあるのだろうが、何よりも国民自身が積極的に知ろうともしていないように感じる。そんな中、裁判員制度の実施だけが先行してしまった。いわば押し付け状態であり、どうもこの裁判員制度の先行きについて不安を感じるなぁと思った次第であります。

#うわー、とりとめがない。(w
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by zenchi719 | 2006-06-21 23:33 | 旬の話題
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