開かずの踏切
今日、18時台のニュースの特集で、6chと10chが同じ時に「開かずの踏切」特集をしていた。

自分は6chの方を偶然見ていた。先日、大森付近で起きた京浜東北線の踏切事故の話が出ていた。事件の前に、別の場所で人身事故があって運転を見合わせていたため、遮断棒が1時間以上下りていた。しびれをきらした老人がくぐった所、ひかれてしまったというものである。

遮断棒が下りているのは、車で言えば赤信号。
入るなといっているのに入ちゃったのなら、救済はできません。


長く下りているからとはいえ、渡っちゃダメなもんはダメなんですって。
400m離れたガードを使うと、10分以上余計にかかるという検証が放送内で行われていた。ガードがあるんならそれを使うべき。自分の命を考えれば、回り道すべきである。”渡れる”と思って思いとどまらなかった点に過失がある。
どうでもいいですが、駅の近くにある踏切でない限り、あくまで線路の反対側に行ければ良いのであって、踏切の正反対に検証のゴール地点を置く必要はない気がする。

当時「故障」という表示が警報機に出ていたらしく、”渡っても大丈夫だろう”という事で渡ってしまった、と言われている。しかし”故障”だから”安全、渡れる”と考えた点は理解に苦しむ。たとえ故障で遮断棒が下りっ放しになっているとしても、電車は走り続けているわけで...

3月には東武線竹ノ塚の踏切事故があった。自動化すると開いている時間が無くなる事から、あえて手動の踏切としていた。しかしミスにより、電車が来ているのに遮断棒を上げてしまって、”来ないから渡れる”と信頼した何人かの人がひかれてしまった。その時は、手動扱いの際に手順を省略していた事が槍玉に上がり、ついに当該踏切は自動化された。

自動化されると案の定、遮断棒の開閉に時間がかかって、踏切が全然開かなくなってしまった。報道によればラッシュ時1時間に空いている時間は1分にも満たなかった。また、手動時代には遮断棒が下りきれば裁量で消されていた警報音が、自動化によって延々と鳴り続ける事になり、近隣住民は警報音と共に暮らすようになってしまった。

自動の方が相対的に手動よりも安全なのは確実である。反面、空いている時間が短縮されて利便性は下がった。自動化された今になってはじめて、手動時代の恩恵を実感できるはずだ。

尼崎の事故にも通じるが、安全を手に入れるためには利便性を犠牲にするしかない。逆に言うと利便性を追求すれば、危険が高まるって事か。でも、利便性の要求も強いのが現実。極端な話、電車を1時間に1本にすれば踏切の問題は起きないが、それは非現実的。

あー、現状を踏まえてこの2つの相反するもののバランスをとるってホント難しいな...
理想的な解決は踏切を無くす連続立体交差事業。これ最強な訳ですが、何ぶん金と時間がかかるし、構造上難しい所もある。まぁ、大半の所は”現状で努力するしかない”って感じですね。
[PR]
by zenchi719 | 2005-10-21 22:04 | 「放送塔」
<< ビーフ or ポーク 謝罪と賠償を >>



~おいでやす、ふちゅうや~   徒然なるままにお送りします...
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
ぶらり途中下車の旅~三浦編~
from 成長の無い日々
Fishing @ ri..
from 土佐間近の徒然日誌〜夏休み版〜
Musical Baton
from 成長の無い日々
My Alibi
from Treasure Box
走ると血が・・・出そう
from 成長の無い日々
Links
京王グループ
― あなたと あたらしい あしたへ

TOKYU CORPORATION
― 美しい時代へ

東日本旅客鉄道
― East Japan Railway Company

高速日和
― 中日本高速道路

AUTOBACS
― カー用品の事なら...
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧